
最近、オンライン広告の中でも急激に勢力を伸ばしているのが動画広告です。動画広告の中でもYou Tube広告は非常に伸びています。2019年、You Tube広告売上高が150億ドル(約1兆6000億円) と発表されました(参照)。また下記グラフのように、ビデオ(動画広告)は1.5倍程度に伸びています(参照)。
5G普及を前に、動画でのオンラインプロモーションが伸びていますが、実際にYou Tube広告を出すときには費用、クリック数はどのくらいでしょうか?効果的なYou Tube広告の使い方をご紹介します。
You Tube広告は安く、多くの人に届けられる
一番気になるのは「Youtube広告ってどのくらいのお金が必要なの?」という部分でしょう。結論から言いますと、You Tube広告の費用は非常に安くすませることができます。Google広告でディスプレイネットワーク広告をご存知でしたら、それ以下の費用になると考えてもらってよいでしょう。1再生10円以下になることもしばしばあります。
つまり10,000円あれば、視聴数1,000~2,000回ほどになります。そのくらいYou Tube広告は安く行うことが可能なのです。もちろん今後利用者が増えてくると費用は上がっていく可能性もあります。ですが、現時点ではオンライン広告の中では安い、と思っていいでしょう。
You Tube広告をなぜクリック数が低くなるのか?
「10万円かけてYou Tube広告を出してコンバージョンを取ろう!」と考える方も多いでしょう。確かにYou Tube広告からクリック、そしてコンバージョンを狙いたくなる気持ちもわかります。しかし、You Tube広告でコンバージョンやクリックを直接とるという戦略はたいてい失敗に終わります。
なぜYou Tube広告はクリック数の最大化やコンバージョンをとることに不向きなのでしょうか。You Tubeを見る側になって考えていただければわかりますが、あなたはYou Tube広告が流れてきて、クリックするでしょうか?ほとんどの方は5秒でスキップするのではないかと思います。
5秒でスキップする人がほとんどとなると、You Tube広告のクリック数はそれほど伸びません。サイトを見に行くユーザーは少数派と考えるべきです。たとえスキップできないバンパー広告でも、それを見るだけでクリックはしない人が多数派です。
なのでYou Tube広告とクリック数やコンバージョン数をとるというのは、相性が良くないのです。
安い費用で成功する、You Tube広告の出稿方法とは
では、どのようにYou Tube広告を活用すればよいのでしょうか。下記のGoogle広告での成功事例に関する動画をご覧いただければ、内容がわかるかと思います。
目的は認知の向上
動画を見ていただいた方はおわかりいただけたかと思います。You Tube広告で大事なことは、目的を「認知の向上」にすることです。キャンペーン作成の際に目的は「ブランド認知度とリーチ」を選びます。上記の動画では、You Tube動画広告で会社名の認知を獲得しようとしています。
認知を獲得して、その後は検索をさせるというのがおすすめの方法です。You Tube広告を何度か見たユーザーが、会社名や商品名を覚え、GoogleやInstagramなどで検索して、サイトや企業アカウントにやってくるわけです。つまり間接的にアクセスやコンバージョンを集めるというやり方です。

バンパー広告がおすすめな理由
You Tubeの動画広告の中でも、認知に有効な広告としてバンパー広告をおすすめします。バンパー広告がおすすめの理由は下記の通りです
- スキップできない
- 6秒と短い
- 制作費が安い
認知を広めるためには多くの人に見て貰う必要があります。You Tube広告の基本は最初の5秒間にどれだけ伝えたいことを詰められるかがキーになります。5秒でスキップされたとしても、5秒の間に伝えたいことが伝われば問題ありません。バンパー広告はさらにスキップできないので、多くの人にクリエイティブを見てもらえます。
また、スキップできないとなるとユーザーからのネガティブな反応が考えられますが、バンパー広告の場合は6秒と短いことも重要です。短い広告なので、ユーザーのストレスがあまりかからず、認知を広める事が可能です。
さらに6秒の動画を作れば良いので、非常に安価で作る事が可能です。セカンドチャンスでは1本2万円と安価に作成可能なパートナーと提携しており、気軽にYou Tube動画広告をはじめられます。
まとめ:You Tube広告をはじめてみませんか?
以上、You Tube広告についてまとめてみました。他にもポイントになる点はあるかと思いますので、一度ご相談いただけますと幸いです。また、ご自身でも始めることは可能ですので、気になった方はチャレンジしてみてください。