ディスプレイに映されたレポート画面

セカンドチャンスではアクセス解析や広告運用の結果に関するレポートを作成しています。レポート作成自体は広告運用、コンサルティングなどをしている事業者であれば、ほとんどの企業が作成・提出しているかと思います。もし、運用代行依頼しているにも関わらず、広告運用の結果レポートをもらえない場合は代行業者を変更したほうが良いでしょう。

レポートは各社によって多種多様ですが、インプレッション数やクリック数、クリック率などが一覧になっているレポートが多いのではないでしょうか。Google Analyticsや広告のレポート機能を使ったもの、もしくは他社のレポート作成ツールを使ったものが多いと思います。

そんな中、セカンドチャンスは他社のレポート作成ツールを使いません。さらにインプレッション数・クリック数などの表やグラフも掲載しますが、他社に比べるとかなり少ないと思います。このスタイルはあえて行っているものです。

レポートで本当に知りたいことはなにか?

レポートをもらったとき、こういうことがよくありませんか?

  • 数字がたくさんあって、ボリュームもあるけど何がどこに書いているかわからない
  • CV率やフリークエンシー、リーチなどの用語があるが、よくわからない
  • 一つ一つの数値が良いのか悪いのか判断がつかない

このような現象はよくあることなのです。

ツールは楽にレポート作成ができる

このようなレポートが提出されるのはレポート作成が楽だから、というのが大きな理由の一つです。毎月自動的に数字を使ってレポートを作成してくれます。作成されたレポートをそのままクライアントに送れば良いので、非常に楽です。

もちろんツールにも利用料金がかかります。安いものでは月に1万円~、高いものだと1本のレポート作成に5万円くらいかかるものもあり、以外にレポートの費用はバカになりません。

ただこのツールを使ったレポートには欠けているものがあります。それが「判断」です。この判断がないから、どう判断すべきかの前提条件がないから、レポートを見てもよくわからないのです。

コップの水は多い?少ない?

例えば皆さんはコップに水が半分入っている場合、多いと感じるでしょうか、少ないと感じるでしょうか?おそらく、人それぞれの解釈があるでしょう。十分入っていると考える人もいれば、少ないなと感じる人もいます。どうしてこのように捉え方が真逆になるのでしょうか。

それは「前提条件」がないからです。例えば上記のコップに入った水の例で言えば、「たっぷりサウナに入って、水が他にない状態」か「あまりのどが渇いていない場合」だとどうでしょうか。サウナに入って汗をかいて、水がない場合は「コップに水が半分だと少ない」と感じるはずです。あまり喉が乾いていない場合は「コップに半分も水が入っていれば十分」と考えるでしょう

つまり前提条件によって人は判断が変わるのです。この判断の指標がツールを使ったレポートには掲載できないのです。

広告運用のベネフィットは「数字」ではなく「効果」

そもそも、広告運用でクライアントは「数字」がほしいのでしょうか。コンバージョン数がどのくらいだったか、クリック率がどのくらいだったか、そのような数値を取得するために、お金を出しているのでしょうか?

そんなわけありませんよね。クライアントは広告運用に「効果」を求めています。商品販売を促進して売上を上げたいのかもしれませんし、問い合わせ・申込みを増やしたいクライアントもいるでしょう。求人への応募を増やしたいという企業もいます。クライアントは何らかの「効果」を求めているのです。

作成ツールのレポートでは効果を実感してもらえない

ではこの広告の効果をレポートで実感してもらうには、どのようにすればよいでしょうか。数字を羅列し、グラフを掲載するだけでは広告の効果というのは感じてもらえません。数字が書いてあるだけでは、判断するための前提条件がないためです。

ただし、このレポート作成ツールで作成したレポートは、我々のような運用者にとってはすごく見やすくなっているものがほとんどです。広告運用を行う人間にとっては専門用語も表もグラフも見慣れていますから、綺麗にまとまっていると理解しやすくなります。

ただ、こういったレポートにほとんどのクライアントは慣れていません。ですので、レポートを見ても効果があるのかないのか判断がつかず、広告の良さを実感してもらえません。

だからこそ判断の前提条件を掲示し、必要な情報だけを整理し、そして言葉で補助したレポートを作ることで、広告運用の「効果」を実感してもらえるのです。お手製レポートをセカンドチャンスで作成しているのは広告の効果を実感してもらうためなのです

お手製レポートのメリット

レポート作成をツールを使わず行うメリットは「理解のしやすさ」です

ツールを使ったレポートももちろんよくまとまっていてわかりやすいのですが、余計な情報も多くあります。例えばコンバージョン値を設定していないのに、コンバージョン値が表示されたり、数字がゼロの一時停止中の広告グループの情報を表にしたりすることもあります。

手製のレポートの場合はこういった必要のない情報は除外し、掲載すべき情報だけを抜き取ってレポートにできます。さらに「インプレッション数」や「平均セッション時間」などの専門用語を「表示回数」や「平均滞在時間」など、わかりやすく書き換えることも可能です。

さらにこれらの情報に「解釈」を入れる事が可能になります。前月からどのように動いているか、ある数値が目標を上回っているか、さらにどうしてそのような動きがでているのか?という解釈を入れる事が可能になります。ただし、この解釈については多面的に数字を見る必要があります。レポートの数字だけでなく、競合他社の動きやGoogleアップデートの情報、バナーの良し悪しなどについて解釈・解説を入れます。

この解釈・解説があるからこそ、顧客は広告運用の効果を実感できると考えています。

お手製レポートのデメリット

逆にデメリットは「手間がかかる」ということです。

ツールのレポートは毎月自動で作成することができますが、お手製で作る場合には必要な情報だけを抜き出して、それらを入力し、表やグラフを作る必要があります。さらにその数値を様々な観点から判断・解釈し、解説をさらに加える必要があります。

ここまでするのに数時間、場合によっては数日かかる場合もあります。弊社の場合、アクセス解析に1週間調査し、レポートを作成したこともあります。そこまでお手製でレポートを作るのには時間と手間がかかります。

時間と手間がかかるということは費用もかかるということです。数万円、場合によっては10万円を超える費用をレポートに支払える企業はそコマで多くないのかもしれません。しかし読み解けない資料をもらっても宝の持ち腐れでしかないことを考えると、毎月のカスタマイズされたレポートを依頼するのはコストパフォーマンスは悪くないかもしれません。

まとめ:レポートは理解できてこと資産になる

レポート作成ツールについてはよく理解している人にとってはすごく使えるものです。しかしあまり広告運用やウェブマーケティングのことがあまりわからない場合には、レポートを見てもちんぷんかんぷんになるでしょう。

ただ、慣れていない人にとっては、わかりやすくカスタマイズされたオリジナルのお手製レポートを作ってくれる、そんな業者を見つけるほうがよいでしょう。レポートは長く取得していけば必ず資産になるものですから。