日本では口コミは非常に重要視されています。ECサイトでは顕著で、商品の口コミ次第で売れ行きが大きく変わるくらいです。Amazonでも口コミを書いてもらうために、商品を無料で配布したり、有料でレビュー依頼をするなどが横行しています。もちろんそれらは規約違反ですので、Amazonが動けば対応されます。

BtoCのネットショップでは結構多く見られたのですが、最近ではMEO対策の一環としてGoogleビジネスプロフィールの口コミも怪しいものが多く見られるようになりました。BtoBやBtoC問わずそれらが見られました。

☆5しか無い口コミは信用できる?

先日、私が見つけたGoogleビジネスプロフィールの口コミは数十件の口コミがあるのですが、それらがすべて☆5という賃貸不動産の仲介業者産でした。☆5が多い会社や店舗というのは少なからず存在しますし、数件の口コミしかなくてそれらがすべて☆5というのたまにあります。しかし数十件もの口コミがあるにも関わらず、それらがすべて☆5しか無いとなると、さすがにそれは怪しく感じます。

一般的に口コミはバラけるものです。誰にとってもいいもの、というのはありえません。カレーやラーメンのような国民食であっても、嫌いという人もいます。ですから、必ず口コミは☆5だけになるわけがないのです。☆1の人もいれば、☆2の人もいます。基準が厳しい人なら、どんなに満足しても☆3だったりするでしょう。

「口コミは重要」というのはその通りなんですが、口コミがあまりにも良すぎるものは逆効果になってしまいかねません。数十件の口コミが☆5ばかりだと、利用をためらったり疑わしく思う人が多いでしょう。

口コミはどのようにして集めるか?

現在、Amazonでは肯定的な口コミを依頼すること自体が禁じられています。また口コミを書いてくれたユーザーに、何らかのお礼をすることも禁じられています。つまり口コミをお金やモノで集めたり、☆5をつけて口コミを書いて下さいというのも禁止です。

Googleビジネスプロフィールでも対価を支払って口コミを書いてもらうことは禁止されています。また、GoogleはAmazon以上に正しい情報を提供するということを気にしています。肯定的な口コミを依頼すること自体は禁止されていませんが、あまりにもそれが現実とかけ離れたレビュー担ってしまう場合は、ペナルティの対象になる可能性があります。

一時期、MEO対策の一貫として店舗名(タイトル部分にあたる)にキーワードを入れる事例が多く見られましたが、ウェブ系の方々を中心にGoogleへ報告することで、今はあまり見られなくなりました。もちろん会社名・店舗名は適切に入れなければなりません。

では口コミはどのようにして集めればよいのかといえば、口コミを依頼すればよいのです。ネット上でメール・SNSで拡散してもいいでしょう。実際に店舗に来た方に依頼してもいいでしょう。大事なことは口コミを依頼することであって、良い口コミを依頼することではないということです。あくまでそのお客様が感じた通りに口コミを入力してもらう事が重要です。

真っ当に長く商売をすればするほど、力をつけるのが口コミといえるでしょう。

参考:口コミ削除業者には気をつけて

口コミといえば、ここ最近少しだけ話題になった「ひどい口コミが書かれていますよ。我々の方で削除しましょうか?」というような営業をしてくるパターンです。実はこれはだいぶ詐欺に近いもので、自ら悪い口コミを書いて、その業者に連絡をし、お金をもらって自分の口コミを削除する、というものだそうです。

最近は少なくなったみたいですが、まだまだ多いようです。特に気をつけてほしいのが医療機関です。クリニックや歯医者での事例を多く聞いています。おそらくあまりウェブに詳しくない方々が多いからだとは思いますが、そのような連絡があった場合は慌てずに一旦深呼吸して考えてみましょう。

まとめ:正しく王道の道を歩みつつ、口コミ依頼をすべし

口コミがあまりにも良すぎると怪しまれます。逆に悪すぎてもお客さんは足が遠のくでしょう。最も良いのは口コミが賛否両論あるけれども、☆4や☆5の口コミのほうが多くある、バランスの取れた口コミです。

そのためには王道の道を歩むべきです。お金やモノで釣るのではなく、依頼したら快く良い口コミを書いてくれる、そんなお客さんとの信頼関係を結ぶことが重要ではないでしょうか。