
セカンドチャンスで行っているシャイオは、SNS広告やリスティング広告を使って人材採用を支援するサービスです。採用をお考えなら、どのような企業様でもすぐに始めることができます。さらにSNS広告を使わず、無料で人材採用までつなげることも可能です(簡単ではありませんが…)。
本記事でははSNS広告にフォーカスして、採用のための利用方法をご紹介します。。SNS広告で求人や人材採用を行う際に弊社が気をつけていること、考えていることなどをまとめてみました。ご参考いただければ嬉しいです。
経営者の皆様、企業の人事・採用担当者の皆様、下記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか? 「既存の求人では応募者が全然集まらない…」 「うちは中小企業で大企業ではないので、良い人材が採用できない…」 「今までにない新し …
各SNSの基本的な特徴、利用ユーザー層を知ることが第一歩
まずSNS広告で求人・人材採用をする前に必要なこととして、SNSごとの特徴・ユーザーなどを知ることが大事です。
- とりあえずFacebookでいいか
- 流行っているからInstagramにしよう
- 知り合いがTwitter広告をやっていたから、ウチも
- LINEユーザーが一番多いからLINEで
- You Tubeは動画だから一番効果的なはず
というように、どのSNS広告を使うか、適当に決めても効果は限定的です。最大限の求人広告効果を出すために、下記の基本的な特徴というのを知っておいたほうがいいでしょう。
Facebook・Instagram・Twitter・LINE・You Tubeの特徴
4つのSNS、Facebook・Instagram・Twitter・LINEとYou Tubeの5つについて下記にまとめました。特徴の一部ですが、知っておくことが第一歩となります。
ユーザー層 | 40代前後の男女が多い 60歳以上の利用者も多い |
SNSの特徴 | アルゴリズム表示 原則実名で炎上しにくい |
情報拡散 | 情報拡散はゆっくりと長く |
投稿内容 | 真面目、硬め、ビジネス系 |
広告設定 | 年齢・職業・地域など細かく設定可能 |
ユーザー層 | 30代前後の女性が多い |
SNSの特徴 | アルゴリズム表示 匿名も実名もある、炎上もある |
情報拡散 | 情報拡散は早く、短い |
投稿内容 | かわいい、キレイ、映え、女性 |
広告設定 | Facebookと同じ管理画面で設定 |
ユーザー層 | 10代・20代の若者が多い |
SNSの特徴 | アルゴリズム表示 匿名が主流、炎上しやすい |
情報拡散 | 情報拡散は早く短い。最短1日 |
投稿内容 | ネタ系、アニメ・マンガ、内輪ネタ |
広告設定 | 年齢・地域などが大まかな設定 |
LINE
ユーザー層 | 全世代で利用されている |
SNSの特徴 | 1対1のやりとり、ニュース・タイムラインなども |
情報拡散 | 情報拡散を狙うのは難しい |
投稿内容 | 個人のやり取り |
広告設定 | 年齢・職業・地域など設定可能 |
You Tube
ユーザー層 | 多くの人が利用。若い世代の利用が多い |
SNSの特徴 | 動画、芸能人も増加中 |
情報拡散 | 面白いものが拡散され、ファンがつく |
投稿内容 | 不謹慎なものから真面目なものまで幅広い |
広告設定 | 年齢・職業・地域など細かく設定可能 |
上記は基本的な内容であり、SNSは動きも激しいです。現在の状況を確認して、特徴を押さえておきましょう。
採用したい人物像=ペルソナを作る!
各SNSの特徴をある程度頭に入れたら、次に自社のほしい人材像をイメージしましょう。イメージが共有できるように、ペルソナを作って関係者全員がほしい人材像のイメージを共有できるようにします。
例えば化粧品の販売員、ビューティーアドバイザーと呼ばれる人材を採用したいとします。その場合、下記のようなペルソナを作ると良いでしょう。
こうして、ターゲット層を細かく決めていくことで、自ずと利用するSNSも決まって来ます。

- 女性
- 31歳
- コスメ・メイクが好き自分でもよくメイクを工夫している。
- 仕事はメーカーの派遣事務
上記ペルソナの場合、最も合致しているSNSは「Instagram」になるかと思います。Instagramであれば、30代前後の女性が多く利用していますし、化粧品・コスメの写真や働いている動画・スライドショーなどを作ることで、ターゲットに訴求することができます。かつ、属性も細かく設定できますので、化粧品やコスメに興味のある30前後の女性だけに広告を出せば、効率よく広告を表示させられるでしょう
SNS広告で求人をする前のポイント
以上、SNS広告を行うために最低限必要なマーケティングの準備を行いました。最初に準備するポイントをまとめると下記の3点になります。
- 採用ターゲットはどんな人材か?
- 明確なターゲット設定を行い、ペルソナを作りましょう。地域、年齢層、性別、興味関心について、できるだけ特徴をはっきりとさせましょう。
- ターゲットがいるSNSはどれか?
- 決定したターゲットが多く使っているSNSを使って求人広告を出しましょう。広告を出さない場合でも、求人の投稿は可能です。その場合もSNSはターゲットが使っている可能性の高いSNSを使わなければ、効果が薄いでしょう。
- また使用するSNSが決まったら、アカウントを開設しましょう。特にTwitterはアカウント開設後、14日程度経過しなければ広告が出稿できませんので要注意です。
- ターゲットに届くクリエイティブは何か?
- ターゲットに届くクリエイティブ(画像と広告文)を作ります。オシャレな画像がいいのか?アットホームな雰囲気の画像がいいのか?ロールモデルになる先輩の画像がいいのか?それとも動画がいいのか?ターゲットに刺さるクリエイティブを考えましょう。
各SNSの具体的な利用事例をご紹介
それでは上記の基本を押さえた上で、Facebook・Instagram・Twitterの各SNSでおすすめの業種等を紹介していきます。ほんの一例になりますが、活用できそうな部分を見つけていただければと思います。
Facebook広告での求人がおすすめの職種
Facebookはちょうどビジネスを行っている年代である、30代・40代が多く利用しています。加えて、60代の利用者も多いSNSですので、年齢層が少し高めのユーザーが多いと思っていいでしょう。そして、社長や役員クラスのユーザーも多く利用しています。中小企業の社長や部長を狙った広告を打つ、ということも考えられます。
おすすめできる企業はホワイトカラー職種、例えば営業・経理・人事などです。業種で言えばメーカー、不動産、保険、IT会社などの利用はおすすめできます。
逆に10代・20代前半の若い人向けの求人、例えば飲食店アルバイトなどはあまり向いていないと言えます。女性向けの求人も向いているとは言い難いですが、Instagramと共通で広告出稿可能ですので、検討の余地はあります。
更にFacebookページを作成すると、Facebookページ内で求人を出す事が可能です。こちらは無料で使えます。印象としては海外のスパムが多いイメージがあるので、過度な期待をしないほうが良いでしょう。
Twitter広告での求人がおすすめの業種・職種
Twitterでの求人は下記のツイートが非常に参考になります。アプリ開発企業の人材採用担当の方がつぶやいたものです
結局Twitter採用が一番捗ってしまっているのはどうなんだろうか…
正直Wantedlyの5~10倍応募がある— 井手康貴/Koki Ide (@niconegoto) 2017年11月9日
すでにアプリ開発やウェブサイト制作などのIT・WEB系企業など、若者に人気の高い企業はTwitterでの採用が効果的だということです。
- アプリ開発
- ウェブサイト制作
- ゲーム開発
- クリエイター求人
など、若者が憧れるベンチャー企業などがTwitter広告に向いています。おしゃれなデザイナーや新しいスタイルの飲食店などにも使えると思います。
また、若者が主流な働き手となっているアルバイトなども効果的です。若い人たちを狙ったターゲティングにTwitterは有効です。
Instagram広告での求人がおすすめの業種・職種
2017年に「インスタ映え」が流行語大賞にもなったInstagramは女性とキレイ・かわいい写真や動画がポイントのSNSです。利用者も30代前後の女性が多いことから、女性向けの業種がオススメです。エステティシャン、ネイリスト、ビューティーアドバイザー、看護師・介護士などの女性が活躍する業種は効果的でしょう。
また写真や動画などで訴求するSNSですから、キレイ・かわいいモノを扱う業種もおすすめです。ペットサロンやペット用品販売店、アパレル・ファッション系などもよいでしょう。
LINE広告での求人がおすすめの業種・職種
LINE広告は多くの方に表示されます。それこそ幅広い世代の方に届けられます。ですので、しっかりとターゲティングすれば、どのような業種・職種であっても効果的といえるでしょう。
例えば人材紹介・派遣会社が登録者を集めるのにも効果的と思います。当初はLINE広告は簡単に出せませんでしたが、今は運用型で出稿可能なので、最初にLINE広告から始めるのも一つの方法でしょう。
You Tube広告での求人がおすすめの業種・職種
You Tubeについては若い人が多く見ている、ということもあり10代~30代の若手社員を獲得したい企業の方に向いています。さらにYou Tube広告だけで獲得する方法としては動画で認知を広げ、Google・Yahooでの検索という流れがメインになります。
ただ、You Tubeは動画広告ですので広告用の動画を作るために費用・手間がかかります。セカンドチャンスでは2万円~で作成していますので、お気軽にご相談ください。
まとめ:SNS広告を使って求人できる可能性は思ったよりも広い
SNS広告が登場した当初は求人・人材採用のために利用するということはほとんどされていませんでした。どちらかと言うと販売促進のためのツール・広告として使われていました。しかし様々なSNSが登場し、SNS広告の種類も増え、可能性は広がっています。
先進国の多くは人材採用が困難になってきています。日本は特に少子高齢化が進み採用競争が激化しています。今までと同じようなナビサイトや求人雑誌だけに頼っていては、いい人材を採用するのは難しくなってきました。
是非一度SNSを人材採用・求人に利用してみてはいかがでしょうか?もし難しいということであれば、セカンドチャンスでお手伝いさせていただきますので、お気軽にお申し付けくださいませ。
経営者の皆様、企業の人事・採用担当者の皆様、下記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか? 「既存の求人では応募者が全然集まらない…」 「うちは中小企業で大企業ではないので、良い人材が採用できない…」 「今までにない新し …