
AIや機械学習といった先端技術ですが、実は日本は世界に比べるとだいぶ遅れています。最先端を走っているのがアメリカ、そして中国の2つの強国だといいます。日本は検索エンジンがYahooやGoogleに負けるなど、ITのトップ分野ではどうしても弱いですよね。
しかし、プレイヤーとしてならまだまだ良い位置をキープすることが可能です。AIや機械学習を開発することはセカンドチャンスもできません。知人のAIエンジニアにお願いするしかありません。しかしAIや機械学習を利用することでしたら私でも、そしてこれを読んでいるあなたにも可能なのです。
Google広告で気軽に機械学習に触れる
AIや機械学習というのを利用する、気軽に触れてみるならGoogle広告が一番でしょう。Google広告は非常に先端的な機械学習・AIを取り入れており、日夜改善されています。そのおかげでアカウント運用もだいぶ楽になり、本質的なビジネスや顧客のことを考える時間を増やすことができています。
Google広告では様々な場所で機械学習が使われているとされています。その中でも最新のアルゴリズムが使われていると言われているのが
- レスポンシブ広告
- コンバージョンに関する自動入札
です。
ユーザーごとに文言、画像を組み合わせて自動でバナーを作る「レスポンシブ広告」
1つ目がレスポンシブ広告です。レスポンシブと聞くとサイト制作のことを思いつく人も多いでしょう。Google広告におけるレスポンシブ広告はユーザーごとに最適な広告を作って表示する事ができる広告のことを言います。
例えばAさんがあるキーワードで検索したときに出てくる広告と、Bさんが同じキーワードで検索したときに出てくる広告は代わります。Aさん・Bさんそれぞれが持つ属性を考慮し、よりよい広告を生成してくれます。
このレスポンシブ広告は検索連動型広告・ディスプレイネットワーク広告ともに行うことができます。そしてGoogleが最もAIを活用している一つでもあります。ですから、広告運用を行う上で、レスポンシブ広告は必須です。セカンドチャンスでもレスポンシブ広告は効果が高いという結果がでています。
検索連動型広告の場合は見出しを複数登録しておきます。この見出しをユーザーに合わせて組み合わせて、独自の検索広告を作り出すのです。ディスプレイネットワークの場合は見出しだけでなく、画像も登録することができます。画像と文章をユーザーに合わせて作り変えてくれるわけです。
今までもこのような広告は存在していました。crimtanなど、世界的にはよく使われていたのですが、Google広告の管理画面から誰でも設定できるようになりました。これは機械学習やAIの利用が誰にでもできるようになった、わかりやすい事例だと言えるのではないでしょうか。
コンバージョンしやすい属性を自動で探し当てる「自動入札」
広告側だけでなく、キーワードの入札についても機械学習・AIが使われています。中でも「コンバージョンの最大化」や「目標コンバージョン単価」など、コンバージョンに関係する自動入札が最新であると言われています。コンバージョンはビジネスに直結する部分で、ぜひ機械学習の力を借りたいところです。
実際に自動入札機能が昔よりも良くなっているなとセカンドチャンスでも感じることがあります。最初、リスティング広告を始めてから、2ヶ月ほどでクリック単価を3分の1まで下げることができたときです。それ以外は特に変わった運用はしていませんが、GoogleのAI・機械学習のおかげでクリック単価を下げ、費用を抑えることができました。
コンバージョンについてもかなり高額な商品にもかかわらず、月数万円の金額で問い合わせを獲得できています。しかも、専用のLPを作ることができなかったのですが、それでも問い合わせが発生しています。かなり熱量の高いユーザーに表示されるようになったのだなと実感しています。
リスティング広告で機械学習・AIを体験してみては
以上、リスティング広告で最新の機械学習やAIを利用することができるという事例でした。実際、日本では機械学習やAIといった言葉を聞いても、たじろぐ人のほうが多いと感じています。場合によっては仕事が取られてしまうと恐怖を感じる人も多いでしょう。。
ですが実際に機械学習やAIを使ってみれば、便利で良いことがたくさんあります。ぜひリスティング広告をきっかけに機械学習・AIに触れてほしいと思います。リスティング広告のお困りでしたら、セカンドチャンスへお問い合わせください。